1.悲しい酒
2.リンゴ追分
作詞:小沢不二夫
作曲:米山正夫
リンゴの花びらが 風に散ったよな
月夜に月夜に そっと エエ……
つがる娘は ないたとさ
つらい別れを ないたとさ
リンゴの花びらが
風に散ったよな ああ……
「お岩木山のてっぺんを綿みてえな白い雲がポッカリポッカリ
ながれてゆき、桃の花が咲き、さくらが咲きそいから早咲きの
リンゴの花ッコが咲くころはおらだちのいちばんたのしい季節だなや。
だどもじっぱり無情の雨こさふって白い花びらを散らすころ、おら、
あのころ東京さで死んだお母ちゃんのことを思い出して、おら、おら……」
つがる娘は ないたとさ
つらい別れを ないたとさ
リンゴの花びらが
風に散ったよな ああ……
3.港町十三番地
4.越後獅子の歌
5.お祭りマンボ
6.江戸の闇太郎
7.三味線マドロス
8.残侠子守唄
9.川の流れのように
作詞:秋元康
作曲:見岳章
知らず知らず 歩いて来た
細く長い この道
振り返れば 遥か遠く
故郷(ふるさと)が見える
でこぼこ道や
曲がりくねった道
地図さえない
それもまた人生
ああ 川の流れのように
ゆるやかに
いくつも 時代は過ぎて
ああ 川の流れのように
とめどなく
空が黄昏(たそがれ)に 染まるだけ
生きることは 旅すること
終わりのない この道
愛する人 そばに連れて
夢探しながら
雨に降られて
ぬかるんだ道でも
いつかは また
晴れる日が来るから
ああ 川の流れのように
おだやかに
この身を まかせていたい
ああ 川の流れのように
移りゆく
季節 雪どけを 待ちながら
ああ 川の流れのように
おだやかに
この身を まかせていたい
ああ 川の流れのように
いつまでも
青いせせらぎを 聞きながら
10.愛燦燦
作詞:小椋佳
作曲:小椋佳
雨 潸々(さんさん)と この身に落ちて
わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして
人は哀しい 哀しいものですね
それでも過去達は 優しく睫毛(まつげ)に憩(いこ)う
人生って 不思議なものですね
風 散々と この身に荒れて
思いどおりにならない夢を 失くしたりして
人はかよわい かよわいものですね
それでも未来達は 人待ち顔してほほえむ
人生って 嬉しいものですね
愛 燦々(さんさん)と この身に降って
心秘そかな嬉し涙を 流したりして
人はかわいい かわいいものですね
ああ過去達は 優しく睫毛に憩う
人生って 不思議なものですね
ああ 未来達は 人待ち顔してほほえむ
人生って 嬉しいものですね
11.みだれ髪
作詞:星野哲郎
作曲:船村徹
髪のみだれに 手をやれば
赤い蹴出(けだ)しが 風に舞う
憎くや 恋しや 塩屋の岬
投げて届かぬ 想いの糸が
胸にからんで 涙をしぼる
すてたお方の しあわせを
祈る女の 性(さが)かなし
辛(つら)や 重(おも)たや わが恋ながら
沖の瀬をゆく 底曳(そこび)き網の
舟にのせたい この片情(かたなさ)け
春は二重に 巻いた帯
三重に巻いても 余る秋
暗(くら)や 涯(は)てなや 塩屋の岬
見えぬ心を 照らしておくれ
ひとりぼっちに しないでおくれ
12.おまえに惚れた
作詞:たかたかし
作曲:徳久広司
俺にきめろよ まよわずに
言って振り向きゃ ついてくる
惚れた(惚れた) 惚れたよ
おまえに惚れた
肩を抱きよせ 眸(め)をのぞきゃ
頬に紅さす おまえに惚れた
あなた躰(からだ)に 悪いわと
水でお酒を 割ってだす
惚れた(惚れた) 惚れたよ
おまえに惚れた
言葉づかいも 女房を
きどる今夜の おまえに惚れた
金じゃ幸せ 買えないと
俺を泣かせる 憎いやつ
惚れた(惚れた) 惚れたよ
おまえに惚れた
空を見上げりゃ 星ひとつ
そっと指さす おまえに惚れた
13.ひとりぼっち
14.裏町酒場
15.真赤な太陽
作詞:吉岡治
作曲:原信夫
まっかに燃えた 太陽だから
真夏の海は 恋の季節なの
渚(なぎさ)をはしる ふたりの髪に
せつなくなびく 甘い潮風よ
はげしい愛に 灼(や)けた素肌は
燃えるこころ 恋のときめき
忘れず残すため
まっかに燃えた 太陽だから
真夏の海は 恋の季節なの
いつかは沈む 太陽だから
涙にぬれた 恋の季節なの
渚に消えた ふたりの恋に
砕ける波が 白く目にしみる
くちづけかわし 永遠(とわ)を誓(ちか)った
愛の孤独 海にながして
はげしく身をまかす
いつかは沈む 太陽だから
涙にぬれた 恋の季節なの
恋の季節なの 恋の季節なの
16.東京キッド
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